平成最後のレッスン(声磨き@酒井佳世)
koe mig昨日、平成最後のレッスンは
私の新しい取り組みである「プレ・レッスン」でした。
受講生様の悩みは自分の声は好きだけど
「声が通らない」
「出したい声が出ない」
でした。
声が出にくくなってからボイストレーニングにも通われたそうですが、
「お腹から声が出ていない」
と言われ、呼吸も浅い事は認識されていました。
ですが、ボイス・カウンセリングをしながらお声を聞いていたら
お腹から出ていない事もありますが、
喉から声が音になっていない感じでした。
ボイス・チューニングを始めたところ
ストレス箇所も肝臓のみで
氣が落ちている箇所も1箇所だけでした。
これらは、ご自身の声によるアプローチで整える事は可能です。
が、これらのストレス箇所は「日常の思考癖」なので
日常で整えていかなくては安定しにくいものです。
ストレス箇所の「肝臓」は
主に「自分のキャパ越えをしていますよ〜!」と言うサインです。
その証拠にお肌にアトピー症状が出てられました。
肝臓で消化しきれないので、お肌に出てきたと言う訳です。
「自分は弱いもうしんどいね。」と認めてあげるといいですよと
お話していると、身体が喜んできたのかお肌がご本人様も分かるくらい
ツヤが出て血色がよくなってこられました。
ですが、「声」はまだまだ小さな声でした。
それは、「音」が出にくい状態になっていたからです。
音は通っているのですが、スピーカーである喉から「音」である
「声」が出にくい状態だったのです。
これらは、「潜在意識」によるストレスが原因だと私は認識しています。
今回は身体を整える事で時間が少なく、
半分の「音」を出すためにリスニング・ケアを行いました。
声からのメッセージのひとつが
「泣いていいんだよ。」
でした。
肝臓からのメッセージにあるように「キャパ越え」だったのです。
なのに、周りの人を、自分を押さえつけられていたのです。
私の頭に浮かんだ言葉・・・伝えていいと言う事だったので
「笑ってごまかさないで」
と伝えました。
初めて会った人に言う言葉ではないかもしれませんね。
でも、私は躊躇しませんでした。
何故なら、もう受講生様自身が悲しんでられたから。
声からのメッセージは沢山の悲しみも伝えてくれました。
プレ・レッスンでは時間が足りず、
全ての「音の詰まり」は整える事が出来ませんでしたが、
来られた時よりも格段にアフターの声は
「声が出すのが楽です!
フィルターが無くなったようです。
身体が軽い。
力強い印象になりました!」
と言って頂けました。
以下は受講生様のメッセージです。
(許可頂いております。)
今日はありがとうございました。
やってるようでやってないんだなと薄々気づきながら、新しい世界に出ちゃったような、ここちよい疲労感に包まれてます。
楽に生きるとか、
自分のやりたいように、、とか、、、
どうすることが楽なのか、
自分を大切にしてることなのかわからない!
今までの自分にないことだから、わからーん!
未来設定が無理じゃん、、
と、、そこもキャパ超えでした。
楽に声が出るんだ、と、いうことを知らなかったです。
こんなにからだは重かったのかー
ちょっと動いたら寝る、、を繰り返して、
いつもこんなに頑張ってくれてるのか、、と実感。
今回の受講生様の声が出にくい状態を作っている課題が、
思考やマインド、
潜在意識に比重が多いので
日常に変化を起こして行くことが大切です。
「自分の身体」は
ご自身を守る為に行動してくれています。
全てはメッセージ。
「身体が重い」
これらも、受講生様が気付いてられる様に、
「動かない方が良い」のだと私も捉えます。
まずは、自分に
「そうだね。しんどいよね。
何もしたくないよね。
しなくていいよ。」
って言ってあげることです。
もし、他の人にそう言われたら
「ありがとう。大丈夫。分かって貰えてたら気持ちが楽になった。」
と言いませんか?
そして、ホントに気持ちが軽くなりませんか?
自分自身に言われたら
自分の身体や自分自身はもっと喜びます。
まずは「声が楽に出る事を知った事」が
受講生様にとっての日常の変化です。
そして、日常を変化させていく事が大切です。
これがレッスンでご提案するセルフトレーニングです。
魔法ではないから活気的な変化はありませんが、
プレ・レッスンをされる事で自身がもう知ってしまったんです。
「本来の自分に戻れる扉」を。
これは、私が開けるのではありません。
受講生様自身が選び、行動する事が大切です。
先ずはキャパオーバーだと認め、自分を労う。
そこから始まります。
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