表現が変化する抑揚発声(声磨き@酒井佳世)

今日は大阪レッスンでした。

第3クールに更新頂いた受講生様。
本来はスピーチなのですが、
課題である抑揚がまだ狭いので
今日は「抑揚発声法」のトレーニングに
変更しました。


抑揚が狭いとは、
表現の幅が狭いと言うことです。
簡単に言えば振り幅が小さいという事です。



全てのトレーニングにおいても
受講生様の持ってられるエネルギーを
体感頂きその上でTPOにあった
発声をして頂きたいと思っています。



何故なら30cmジャンプするのに
30cmの跳躍力より
1mの跳躍力があった方が
エネルギーも使いませんし、
楽に動けるからです。


更に
表現発声である「抑揚」がついていないと
せっかくのスピーチ力も活かせません。


抑揚発声法は
歌の音程を安定させる為にある
トレーニングを私なりにアレンジしました。


沢山の受講生様にレクチャーさせて頂き
効果も出ているトレーニング法です。


ただ、今日の受講生様は
「音」として捉えるのが
難しいと言われました。


確かに私の発する音とは
少しズレていました。


ですが、このレッスンには大きな問題は
ありませんでした。


何度かトレーニングを繰り返し
最後のスピーチでは
自然と抑揚発声が出来ていました。


スピーチのビフォー・アフターと
聞き比べてみると、
ビフォーがとても「語尾上がり」に
聞こえました。


受講生様も
トレーニングでは感覚が掴めなかったが
スピーチしてみると
大きく変化していて効果が出ているのに
驚かれました。


勿論、トレーニングの際に
感覚も掴んで頂けると良いのですが、
今日の受講生様には
「音」として聞くことに課題があるのかもしれません。


この1ヶ月は今日の感覚を思い出し
抑揚発声を意識して頂く事を
お伝えしました。


次回は、「表現」とはどの様なものかを
ご体感頂くトレーニングとする事にしました。


声磨屋Koemigakiyaのトレーニングは
パーソナルトレーニングですので、
カリキュラムが進むほど
受講生様により習得して頂きたい
ポイントによって取り組む内容を
お作りしております。