声磨道"こえみがきどう"(声磨き@酒井佳世)

「道(どう)」とは、

”技術を磨くだけでなく、人としての成長を目指す”

と言う意味がこの一言にこめられているそうです。



そして、武道などで言葉に"残心(ざんしん)”と言う言葉がありますが、

私は最終的にお伝えしているコミュニケーションにおいて

「見届ける」

事を大切にして頂きたいとお伝えしています。



”声磨きスタンダードコース”では

発声の基盤作りである「伝える声」を主としていますので、

3つのベクトル

*相手を見る(方向)

*相手との間合い(距離)

*発声の仕方(リリース状態)

をお伝えしていますが、


”プロティカルコース”(実践編)では、

相手とのコミュニケーションにおける「伝わる声」

のレッスンとなりますので、

*「声」の到達点を見届ける

事をお伝えしています。



これが、私が「声磨き」を通してお伝えしている最も大切な事です。




レッスンでは、

最適で

スムーズに

ご自身がリラックスして

「発声」が為のトレーニング方法をお伝えしています。



これはあくまで発声のテクニックである技術向上のプロセスであり

最大重要点ではありません。


一番大切な事は、

「自分が投げかけた声が

相手に届く様を見届ける」

と言う事です。



会話はキャッチボールによく例えられます。

相手に球を投げる時を思い出してください。

あなたは相手の方が取りやすい様に投げようと思うはずです。

そして、もし手前に落ちたり、オーバーしたら

「ごめんなさい!」って伝えたり、

相手の方が近いのに走って取りに行こうとしませんか?

それは、自分の手から離れたボールの行方を

ちゃんと見ているからこそ出来る事なのです。

「見届けている」

からこそ

次に繋げる事

が出来ます。



もし、声が届かなければ

音量を上げる

近づく

見てるからこそ、

相手の表情を読める。



勿論、人との会話に恐れがあるので見届けられない方も少なくありません。

こうした潜在意識の影響や見えていなかった情報をお伝えする事で

人生を豊かにして頂きたいと思っています。



声磨道(こえみがきどう)

型が在るものではありません。



私の人生を通して学び、行動し、悩み、体感した知識、情報を

お伝えしていきご受講頂く方々と創り上げていくものだと思っています。



声磨屋Koemigakiya

酒井 佳世